【三ケ島】旧町から所沢青梅線を西へ 「㐂りん食堂」
この記事を書いたひと:三芳文彬
  •  旧町から所沢青梅線を西に進み、三ヶ島にあるラーメン屋「㐂りん食堂」にお邪魔してきた。


    三ヶ島は祖父の生家のある地域で、昔から馴染みのある地域である。
    子供の頃から幾度となく通ってきた道だが、大人になるとこうも目に入るものが変わるものかと実感する。今となっては子供の頃に何を見ていたのかも思い出せないのだが・・・。

    この道路の交差点には「北野天神前」、「稲荷坂」と神社にまつわる名称が多々使われている。古くは農家や民家ばかりで目標となるものが神社ばかりだったのであろう。そう考えると駅からも遠い地域だが入間や青梅方面との往来が、昭和中期あたりから増え、賑わってきた地域なのであろうか。

    また旧町に比べて、今でもこの街道沿いには古くから住まう家が多いのだろうか。新しい分譲住宅もそれなりに増えていそうだが、今ではとても購入できないであろう大きな家屋に広い庭が備わった住宅が珍しくない。

    そんなことを考えながら澱粉橋を越え、早稲田大学の入口を横目に坂を登る。
    坂を登り切ったところに三ヶ島交番、JAいるま野、その一つ奥に今回の目的の店「㐂りん食堂」がある。




    店の外観は木材を使用し、モダンな趣きで親しみやすさを感じる。ラーメン屋にたまにあるいかにもなマニアックな雰囲気はなく、家族連れも、仕事仲間も誰でも入りやすい雰囲気である。




    店に入るとすぐ左手に食券の販売機があり、通常メニューと期間限定メニューから選ぶことができる。



    何度もこの店を利用しているが、九割型は「鴨つけ麺」を注文する。とこなびブログ第一弾ということで、冒険するのはやめて慣れ親しんだ味を注文した。子供の頃は脂が多い料理が苦手でラーメンを食べることができなかった。今でこそ食べることはできるが、大凡の好みはそうそう変わることがないようで所謂「二郎系」と呼ばれる部類が得意ではない。
    この「鴨つけ麺」はラーメンでありながら、どこか和風な蕎麦を連想させる上品な味わいがある。加えて一寸ほどの幅の平打ち面が一つトッピングされているのもどこか嬉しい気持ちにさせてくれる。
    お店側が用意した美味しく食べるコツが紹介されている。



    まずはシンプルに麺を汁につけて頂く。あっさりつけ麺ながらもちゃんとラーメン特有の脂を感じることができ、軽さよりもある程度のパンチが欲しい場合はそのまま食べるのがオススメかもしれない。

    次に山椒と大根おろしを合わせて頂く。私にとってはこれがこのつけ麺の醍醐味であるわけだが、蕎麦では少し満足できないけどもラーメンは少し重いなという非常に難しい気分の時に持って来いの理由がここにある。ラーメンの脂感を残しながら、山椒と大根おろしの味を締めることで気難しく面倒な私を納得させてくれる。

    夏目前にして、体力をつけなければと思いながらも、中々食の進まない時期が近づいてきた。是非とも私と同じ、面倒で気難しい人は尋ねてみてください。

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